【レンズ交換式カメラ】旅行の機材をどうするか
2015/07/04 微修正
2015/11/15 微修正
意図している訳ではないけど2013年から、毎年欠かさず旅行をしている。持って行く機材をどうするか、毎回悩んでいるのだけど、それぞれの旅行に持って行った機材とメモを残しておこうと思う。
カナダ・アメリカ(2013年)
機材 | 使用頻度 |
---|---|
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED | ◎ |
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G | × |
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO | × |
Fotopro Digi 3400(三脚) | ○ |
グランドキャニオンやナイアガラの滝には、超広角の10-24mm f/3.5-4.5Gが重宝した。
ラスベガスで街撮りもしたが、大きな建物が多いのでやはり広角レンズメインだった。
換算52mmとなる35mm f/1.8Gを使う機会はいっさい無かったが、これは腕の問題でもある。うまく切り取る能力があれば、ラスベガスでは活躍すると思われる。グランドキャニオンやナイアガラの滝のような大自然には狭過ぎると思うが。
マクロ代わりに、タムロン28-75mm F/2.8を持って行ったが、出番は無かった。DXだとやはり広角が足りない。
三脚は自分たちの写真を撮るのに使った。ただ、ガイドさんに撮ってもらえたのでいらなかったような気もする。
ツアーメインで移動は車だったので、三脚を持っていても苦にならなかった。
ホテルの窓越しに見たナイアガラの滝。11mm(換算17mm)で撮影。アメリカ滝まで入っており、広角が役立ったシーン。
グランドキャニオン。24mm(換算36mm)で撮影。
上の写真と全く同じ場所を10mm(換算15mm)で撮影したもの。広大な雰囲気がより強く出る。
アンテロープキャニオンから出てきたところ。11mm(換算15mm) こちらも圧巻の風景を丸ごと収められる。
与論島・奄美大島(2014年)
ボディ:Nikon D610
機材 | 使用頻度 |
---|---|
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO | ◎ |
AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR | × |
妻の親と一緒だったので、三脚は持って行かなかった。
ボディがフルサイズになったので、画角的に28-75mmが重宝した。
旅には広角!と考えていた私が広角レンズを持って行かなかったのは、フルサイズ対応の広角が無かったため。D610を買って間もなかったので予算的にも無理だった。
ビーチリゾートなので広い海を撮るのに、28mmでは物足りないかなと思ったが、案外そうでもなかった。海は広角すぎると間延びしてしまう。結果オーライ。
奄美大島で独り乗りカヌーに乗ったが、フルサイズのカメラは超邪魔だった。小さい機材の必要性を感じた。
せっかく持って行った70-200だが、出番はほぼ無かった。。。
28mmで撮影。これ以上広角にする必要性は感じない。それよりC-PLフィルターが欲しい。
50mmで撮影。何かをからめて撮るなら35mm〜70mmくらいがちょうど良い。それにしても海の写真は難しい。
香港(2014年)
機材 | 使用頻度 |
---|---|
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED | ◎ |
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G | × |
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO | × |
Fotopro Digi 3400(三脚) | ○ |
Manfrotto PIXI(ミニ三脚) | ○ |
海外なのでD610を持って行くのが怖く、D90にした。
10-24mm f/3.5-4.5Gを付けっぱなしだった。教会が多く、屋内を撮影しようと思うと広角レンズが便利。
街撮りは超広角の必要性は無かったが、換算35mmまで使える10-24mm f/3.5-4.5Gで大体いけた。
35mm f/1.8Gは、明るさを利用して夜景手持ち撮影で使ってみたが、香港の夜景を撮るには狭すぎた。
三脚も持って行ったが、妻がX20を持っていたので、自分たちを撮るのにはX20 + ミニ三脚で十分だった。小さく軽くてとても良い。
28-75mm F/2.8はやはり使わなかった。。。換算42mm〜というのはDXには狭いね。
24mm(換算35mm)で撮影。街中はやはり35mm〜50mmの標準域が使いやすい。
10mm(換算15mm)で撮影。超広角なら屋内でもこの通り。雰囲気をそのまま持ち帰れる。
プーケット(2015年)
ボディ:Fujifilm X-T1
機材 | 使用頻度 |
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XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | ◎ |
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS | × |
Fotopro Digi 3400(三脚) | × |
Manfrotto PIXI(ミニ三脚) | ○ |
コーラル島でマリンスポーツをしたいと思っていたので、島に持っていく荷物を減らしたかった。
奄美大島でカヌーに乗る際、大きなカメラが邪魔だった事を思い出し、ミラーレスのX-T1を購入した。カメラやレンズが小さくなると、カバンも小さく出来るのが大きい。
購入後間もなく旅行だったためレンズのラインナップが少なく、Xマウントレンズは、18-55mmF2.8-4しか持っていない。しかし六本木のフジフィルムスクエアでレンタルが出来る。それを活用して1本借りる事にした。
便利ズームの18-135mmや、広角ズームの10-24mmをレンタルすることも考えたがやめた。ビーチリゾートや街歩きスナップなので18-55mmだけで問題ないとの判断だったが、正解だった。無駄に機材を増やさずに済んだ。
ビーチの夕陽を撮ろうと想い、55-200mmをレンタルして持って行ったが、ほぼ使わなかった。(というか予定が会わず、夕陽を見る事が出来なかった。)
三脚はミニしか使わなかった。妻がX20を持って行ったため、自撮りはX20 + ミニ三脚で間に合った。
23mm(換算35mm)で撮影。やはりビーチリゾートに広角は必要ないと感じた。
35mm(換算52mm)で撮影。街のスナップはやはり35〜50mmで事足りる。
まとめ
レンズ関連
- 換算で28〜75mmがあれば大体いける。
- 以下のような場所に行く予定があるなら広角が欲しい
- グランドキャニオンのような大自然
- 教会など、屋内(撮影可能かは確認しましょう)
- ビーチリゾートに広角は不要。
- 望遠は明確な目的が無い限り不要。
その他
- ミラーレスなど小さいカメラにすると、バッグまで小さくて済むので助かる。
- フルサイズの時はリュックなのだが、海外にリュックは邪魔だし、背中に背負うのは怖さもある。
- 車やバス移動であればある程度荷物があっても大丈夫なので、状況に応じて荷物の量を考える。