富士フィルムの色
フジは色が良いという評判を聞いたのは、X20を購入した後だった。
軽く持ち出せ、他人に写真を撮ってもらいやすいコンデジを購入しようと思い、X20を選んだ。選んだ理由は単純で、ズームリングを回してズームする方式だったから。コンデジにありがちなダイヤルとかスティックを右左に動かすあれはどうしても好きになれなかった。
今でも覚えているが、X20を買った後にディズニーランドに持って行ったことがあった。その時にシンデレラ城を写した時に驚いた。パステルカラーを見事に再現していた。持っていた一眼レフがD90だったこともあるかもしれない。D90の色は薄い感じで、RAWで補正する前提で使っていた。だがX20ではそんなことをする必要はほぼ無かった。一応raw + jpegで撮影しているが、補正をかけることはあまり無い。
その後、フジの色が評判高いことを知り、やはりそうだったのかと思った記憶がある。そういう経緯もあり、ミラーレスを購入する時にX-T1を選択した。
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前置きが長くなった。
今日は友人達と一緒に秋葉原で昼から飲んでいた。飲んで、街をプラプラして、また飲んでを繰り返していたが、お供は X-T1 + XF35mmF1.4 R。今日は久々にフィルムシミュレーションでクラシッククロームを使った。やはり自分好みの渋い色を出してくれる。
ここからは友人と別れた後の帰り道、水道橋を少し散歩した時の写真。
ここからはフィルムシミュレーションをベルビアに変更。イルミネーションは鮮やかな方が良い。
フジの色はやはり素晴らしい。全て撮って出しのjpeg。
1600万画素ということで、解像感は低いなと感じるが、解像感を求める場合はD610を使えば良い。X-T1には身軽さと色との良さを求めていて、それに応えてくれるカメラ。愛機と呼ぶのにふさわしい、素晴らしいカメラだと思っている。